こんにちは、じぷたです。
12月も中盤となりますとクリスマス商戦も真っただ中。みなさんもクリスマスの準備でてんてこ舞いだと思います。
じぷたは繁忙期突入中のサンタさんの名代として、玩具屋さんへ赴きニンテンドースイッチをこっそり買いました。
こっそりっていっても、子どもたちは薄々察知しているわけですが、三男さんだけはまだ4歳なので気づいていません。
X’masに聞きたい誰も知らない名曲
クリスマスといえば、日本人にとっても世界中の人にとっても一大イベントですが、雰囲気を盛り上げるために、昔からクリスマスソングというものがあります。
名曲だから定番化する そのぶん新鮮さが・・・
日本の小学校でも歌われるような『ジングルベル』や『もみの木』といった伝統的?な曲もありますが、一方、ポップス的クリスマスソングというものもあります。
山下達郎さんの『クリスマス・イブ』やワム(Wham!)の『ラスト・クリスマス』などがポップス的クリスマスソングに該当すると思います。
ちなみに山下達郎さんの『クリスマスイブ』は1983年、ワムの『ラスト・クリスマスイブ』1985年の作品です。
ポップスの範疇ではありますが、30年以上も人々から愛されている曲となると、もはや「伝統的」という言葉を使っても良いほどの名曲といえるでしょう。
この他にも多くのアーティストがクリスマスソングをリリースしています。
それほどにクリスマスムードを盛り上げる音楽を、多くの人が欲しているからだろうと思います。
さて、バブル期ほどではないにしろ、世間はクリスマスが近くなってくると「クリスマスチック」で「心温まる」ような曲を聴きたくなるのだと思います。
いわゆる定番と呼ばれる曲は、曲として素晴らしいものなので、聴衆をひきつける力が圧倒的に強いわけですが、「新鮮さ」という点では、さすがに少々弱いです。
定番ではない名曲 楠瀬誠志郎『雨の日も晴れの日も』
そんなわけで、ちょっと雰囲気を変えるためにも、定番ではない曲を私のおすすめという形でお知らせしたいと思います。
題して、「クリスマスに聴きたい誰も知らない名曲」です。
私のおすすめは、楠瀬誠志郎さんの『雨の日も晴れの日も』です。
ちなみに先ほどインターネットで「せいしろう」を検索したら、加藤 清史郎さんが最上位に表示されました。子ども店長おそるべしですね。
楠瀬誠志郎とは
楠瀬誠志郎さんは、80年代後半から90年代の後半をピークに活躍したシンガーソングライターです。
郷ひろみさんに提供された『僕がどんなに君を好きか、君は知らない』が有名ですが、その他にもドラマの主題歌に使用された『ほっとけないよ』、『しあわせまだかい』なども有名です。
私が楠瀬誠志郎さんに興味をもったのは、自分が浪人時代にCMソングとして使用された『とっておきの季節』を聴いたときでした。
活舌が良くて、音程も良くて、湿り気がありながらもストレートな声質に併せ、トロンボーンを吹く自分にはホーンアレンジが心地よくて、気が付いたらアルバムを買ってました。
アルバムは「素晴らしい恋をしよう」というタイトル。これまた声質に負けないくらいのストレートなタイトルです。
聴いてびっくり佳曲ぞろいのアルバム「素晴らしい恋をしよう」
収録曲は佳曲ぞろい。『とっておきの季節(とき)』を目当てに購入したのですが、『雨の日も晴れの日も』、『Boys be Ambitious』、『まっさらの明日』、『君と歩きたい』、『CRAZY for YOU』なんかも、とってもいい曲です。
じぷたの場合、アルバムの中に3曲満足できる曲があればOKとしていました。
1990年代のアルバムは3千円程度、シングルは1千円程度で販売されておりまして、つまり「1アルバム=3シングル」のレートで考えていたのです。
アルバム「素晴らしい恋をしよう」の場合は、5曲は満足できる曲が収録されているので、じぷた的には大当たりなアルバムであると言えるのです。
『雨の日も晴れの日も』はこんな曲
以下引用です。以降、引用部分は青に着色しています。
『雨の日も風の日も』
作詞:松尾由紀夫 作編曲:楠瀬誠志郎 ストリングアレンジ:十川知司
アルバム「素晴らしい恋をしよう」に収録Yes, Kiss きみの微笑みで やさしくなれるよ
約束したあの日から 僕たちはひとりじゃないYes, Smile なつかしく想う 青空のどこか
雲のかたち追いかけた ひとりずつ違う道で昨日の涙を 明日の勇気に 雨の日も歌う 晴れの日も歌う
僕から君に 小さな贈りもの ただ“I love you”そっとYes, Smile 見つめあう夜に 星はまたたいて
瞳のなか夢を見る 僕たちの同じ想い昨日のさよなら 明日のおはよう 友だちに歌う 恋びとに歌う
みんなの胸の 見えない宝もの ただ“I love you”そっと昨日の胡桃を 明日の林檎に 悲しくて歌う 嬉しくて歌う
遠くの人と 握手をするように ただ“I love you”そっと昨日の涙を 明日の勇気に 雨の日も歌う 晴れの日も歌う
僕から君に 小さな贈りもの ただ“I love you”そっと
少々寂し気な前奏から始まりますが、ストリングスが心情を徐々に高めていきます。
登場するのは既に恋人関係である二人なのですが、穏やかに愛をはぐくんでいる様子が歌詞から伝わってきます。愛しい相手へメッセージを伝えるのがこの曲のテーマです。
間奏部分はストリングスのアンサンブルなのですが、ストリングスを使用することによって、二人の愛の形が正当なものであることを感じさせてくれます。
『Boys be Ambitious』はこんな曲
以下引用です。以降、引用部分は青に着色しています。
『Boys,Be Ambitious!』
作詞:松尾由紀夫 作曲:楠瀬誠志郎 アルバム「素晴らしい恋をしよう」に収録青空 原っぱ 白いシャツ 木登り かけっこ 水遊び
覚えているかいあの頃を 僕たち夢見てときめいて日なたの匂い 芝生に寝転がると 風邪に雲が飛んでいくだけ
みんな夢中になれた いつもあこがれていた 手を繋いでドキドキしいていた二人
今も胸にあの時の勇気 君が好きと言えるよ自転車、夕焼け、秘密基地 夕焼け 口笛、また明日
毎日背丈汰伸びていた ときどき一人で空を見て一番高い木の上 はだしのまま 世界中を歩いてみたい
昨日できないことが 明日はできるように 間違えても何度でもやり直せるように
どんな遠く回り道しても きっと君に会えるね優しい波の調べに耳を澄ます ぼくの名前呼ぶ声がする。
勇気与えてくれた 愛を教えてくれた いつか君を幸せにできるように
夢中になれた 愛を教えてくれた 手を繋いでドキドキしていた二人
『Boys be Ambitious』は、子どもの頃から想いを寄せている彼女へのメッセージがテーマなので、幼馴染と付き合っている方(もしくはその経験がある方)には萌えの燃料になること必至です。ちょっと胸が痛くなっちゃうかも。
ただ、子どもの頃の心情描写が、少々理想的過ぎて好き嫌いが分かれところは否めませんが…。それでも、とっても良い曲です。
できますれば、クリスマスという機会に彼氏さんや彼女さんと、またはお連れ合いさんと2曲を聴き比べていただき、ほんのりと良い気分になっていただけたらと喜びます。
まとめ
実は楠瀬誠志郎さんには、直球勝負のクリスマスソングの『一時間遅れの僕の天使』という歌があります。
歌詞の内容も山下達郎さんの『クリスマス・イブ』の世界をアレンジした歌詞設定で書かれいるウ上に、全編通して鈴の音が使われていたり、輝度マックスのトランペットソロ、ドゥ―アップ等、編曲もクリスマス感満点な曲です。
これを最初に紹介しなかったのは、すなおにクリスマスソングなので「誰も知らない…」という記事の内容にマッチしないからでした。また、若干コミカルな部分もあるので、人によって好き嫌い大きいと考えられることもありました。
しかしながら、聴いていて楽しく、良質なクリスマスソングであるのは間違いないです。良かったら聴いてみてはいかがでしょう。
テレビや映画もいいですが、じっくりと音楽を2人で楽しむのも味があるものです。歌詞の意味や 隠しテーマなんかをカップルで楽しむと、男女の思考の差や、好みの違いも分かって楽しめます。
クリスマスに聴きたい誰も知らない名曲
楠瀬誠志郎『雨の日も風の日も』。そして併せて『Boys be Ambitious』。
ちょっと目先を変えて『一時間遅れの僕の天使』も。
よかったらカップルでお楽しみ下さい。
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