金賞取りたい方へポイントを紹介! 実際に試してみた基本的なサウンドの確立の方法 楽器磨きにも注意してね 

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メトロノーム

 金賞・・・取りたいですよね。表彰式で・・・
 「プログラム○○番 ○○高等学校 ゴー(きゃー(≧∇≦)!!)ルド金賞」って発表されたいし、かぶせで喜びを表現してしまったりしたいですよね。
 もちろん全日本吹奏楽コンクール(予選含む)のことです。

 夏のこの時期に予選が行われるので、部員達はもとより、指導者(学校の教員)も保護者も熱い夏を過ごしておられる方が多いと思います。

 じぷたの住む地域では県大会まであと2週間。夏休みも近づいて、いよいよ追い込みです。とにかく時間が無いわけです。短期間でできることを頑張りましょう!

 

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金賞ゲットのポイント 打楽器とサウンドが重要

 

 そんなわけで、金賞をゲットするための合奏練習のポイントをいくつかお知らせしますので参考になればと思います。

 基本的な事ばかりですので、きちんとした指導者がいるバンドや実力があるバンドのメンバーの方は読み飛ばしてくださいね。

 それから、あくまで「短期間で効果がある」という点に重点を置いて書いていますので、「そんなこと知っとるわ!(怒)」ということもあると思いますが、そこんとこはご容赦下さいませ。

 さて、それではスタートです。

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打楽器パートを整える

 

打楽器の音色の濁りをなくす

 打楽器は力をいれてたたくと雑味のある音になります。字で書くと「ズゴン」て感じでしょうか。

 力を抜いてたたくと雑味は少なくなりますが、リズムどおりに演奏するのが難しくなります。

 全部の音を上手にたたくのは短期間の練習ではかなり困難です。曲の重要部分だけでもよいので、澄んだ音を狙ってたたけるようにしてみましょう。
 
  スネア、グロッケン、シンバル、トライアングルは練習の価値ありですが、とくに「シンバル」の音が良くなると、サウンドを作る上で非常に有効です。

 

場面によってマリンバの音色を使い分ける

 マリンバは早いパッセージも対応可能であることから、いろいろな場面で使われます。

 しかし、マリンバを強打した音は安っぽさもあり、音量も大きいためサウンド全体をチープにしてしまう可能性があります。

 木管の指が回らないところをマリンバでカバーしようとすると、安っぽいサウンドが全開バリバリになってしまうのでやめたほうがよいでしょう。

 木管の早いパッセージをカバーするのであれば、あくまでフォローといえる音量に抑えたり、マレットを変更するなどの対応が必要です。

 鋭さを出したいときや、緊張感が張りつめている場面などで強打すると有効なときがあります。使う場面を選んでみてください。

 

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サウンドの軸をつくる

 

バスドラムとシンバルのサウンドを作る

 バスドラムと合わせシンバルを同時に鳴らすと「ドシュっ」て感じの音がなります。

 鳴らないような気がしますが鳴るんです。「ドシュっ」っていっとるー、と1年生がマジでびっくりするんです。
 
 マーチ等で特に威力を発揮しますでので試しみて下さい。ポイントは同時にシンバルとバスドラムを同時に鳴らすことです。

 また、バスドラムの芯のある音でならすのは少々難しいです。
 そもそもあまりボロクタの楽器ではきちんとした音色になりません。

 できればきちんとした知識のある方(プロである必要はありません)の指導を受けたいところです。

フルートとピッコロとグロッケンのサウンドを作る

 この3つでブレンドすると、とてもかわいらしい音が鳴ります。

 グロッケンの音色とピッコロのピッチが難しいところです。溶け合うまで練習してみてください。そんなには時間がかかりません。

 フルート奏者は、意外にもグロッケンの音を意識してないことがあります。また、グロッケン奏者もフルートの音を聞いて叩き方を変えようとする意識は高くないことがあります。フルートとグロッケンの双方に合わせるという意識付けが重要です。

 

トランペットとトロンボーンのサウンドを作る

 トランペットは独立してメロディを担当することが多くありますが、トロンボーンと協力して、その曲の中心となる和音を鳴らす場面もあります。

 大抵その場面は重要なところであるのでガッチリ安定感がでるように鍛えましょう。

 ポイントはトランペットの音色とピッチ、トロンボーンの2番3番の音量調整が必要と考えられます。

 トランペットの音色は開きすぎないようにしたいところですが、短期間で修正するのは困難です。ピッチだけでも修正したいところです。

 

おまけ 本番2週間前になったら楽器磨きをしてはいけません。

 キラキラ光る楽器を持って演奏する自分・・・想像しただけでウットリしそうです。

 楽器をきれいにして神聖な気持ちで大一番に臨みたい・・・その気持ち、とってもわかります。

 そのためには楽器を磨く必要があります。
 でも、ちょっと待って下さい。楽器磨きというのは故障のリスクが大きいのです。

 大事故だと修理が間に合わないかもしれませんし、なにより楽器のコンディションが悪くなります。年に一回の大勝負のときに、予備の楽器や借用楽器を使うようなことは避けたいです。

 ちなみにじぷたが中学生の頃には、コンクール前に「楽器磨きの日」が設定されており、その日以降はコンクールが終わるまで楽器磨きをしてはならぬ、との決まりがありました。

 当時は「へー、言われることはわかるけどね」って程度でしたが、大人になるにしたがって納得できるようになりました。

 すみません、話がそれました。

 仮に代用楽器のコンディションが抜群であっても、楽器には個別(特に音程)の癖があります。ピッチにも余計な気をつかわなければならなくなります。

 そもそもコンディション抜群の楽器は、予備に回されたりすることはないとは思いますが・・・。
 

 リスク回避のためにも本番直前の楽器磨きはしないでくださいね。

 念のため言いますが、日常のメンテナンスと楽器磨きとは別物です。コンディションを維持するためにも、必要な整備は十分気をつけて、いつもどおりにやって下さい。
 

まとめ 

 さて、短期間で効果がでる合奏ポイントを挙げてみました。

 合奏のポイントは多々ありますが、この時期に短期間でとなるとできることが限られます。
 また、曲想(例えば強弱など)に関しては指揮者のパーソナリティーを生かしたほうが良いと思いますので、ここでは触れません。

 指揮者と相談しながら練習を進めてみて下さい。

 当たり前のことを書いて来ましたが、この時期私も興奮気味です。どうしても書きたくなったので、記事にしてみました。

 あくまで「短期間で効果がある」のを重視しています。また、どの曲にも対応できるものでもありません。

 曲の一部で生かせればよい・・・ぐらいの気持ちで参考にしてもらえればと思います。

 みなさんの吹奏楽ライフ、というかコンクールが良い思い出になることを願っております。 

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コメント

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