先日、時間がぽっかり空いたので、気になっていた出雲市の蕎麦屋「喜多縁」さんを訪問しました。
出雲市の蕎麦処「喜多縁」ぬめりを残すタイプ
駐車場は右横の路地を入ったところにある
このお店の入り口付近には駐車場はありません。駐車場の場所は玄関にある木製看板が教えてくれます。
店を正面に見て右手に路地があります。路地を入ったらすぐに次の看板が見えます。
駐車場が看板の向こうなのか手前なのか分かりにくいですが、正解は手前側のゾーンがお店の駐車場です。
看板の手前のゾーンを奥まで行くと、店の駐車スペースであることが分かります。
気になるメニュー 店主のイチ押しは鴨南蛮と鴨せいろ!
さて、いよいよ店に入ります。
小上がりが4テーブルありますが、テーブルが小さめなので2人用だと考えて下さい。このほか、別のゾーンに同じような座敷があります。そちらは掘りごたつ形式だったように思います。
気になるメニューはこちら。
メニューの見て気づくのは、鴨南蛮と鴨汁せいろが一押しなのだろうということ。
意外にも天丼がいける!
しかし、じぷたが注文したのはこちら、天丼の割子蕎麦1枚セット 1,180円(税別)。
まず、注目して欲しいのは、割子蕎麦をすでに食べてしまってから写真を撮っているということ。
とにかく、蕎麦を早く食いたかったのです。お腹減ってたし。
一応、内容を報告しますと次のとおりでした。
1 天丼(エビ2、サツマイモ、なす、かぼちゃ、紫蘇)
2 割子蕎麦1枚
3 サラダ
4 海苔の吸い物 ※蕎麦のダシを使った汁
5 ゴマ豆腐 ※小豆の餡子が2粒乗せてある
6 蕎麦湯
天丼美味し(うまし)です。天丼の甘辛いツユは、蕎麦ツユの濃いダシが生かされていて、深い味わいでした。
珍しいのは、天丼ツユは客が好みに応じてかけるタイプであること。蕎麦ツユを入れるような入れ物に入って、お盆に乗っていまいた。
食べる部分に、食べる直前にかけることができるので、サクッとさせたり、ツユでしっとりとさせたり、いろんな食感を楽しめました。とってもありがたい心遣いですね。
美味しゅうございました。
ぬめりを残した蕎麦 ずるずる触感が心地よい。
割子蕎麦はぬめりを敢えて残すタイプの蕎麦です。
したがって触感は「ずるずる」に近く、あっというまに食べ切ってしまいます。
蕎麦ツユは出汁が強く、甘さ控えめのタイプ。
美味い蕎麦ですが、残念なのは紅葉おろしが最初から投入されていること。
しかも、結構辛みを主張しています。
天丼ではツユの量が客の好みに応じて調整できるのに、蕎麦については紅葉おろしが問答無用で投入されている。
ちょっとバランスが良くないかもしれません。単に、じぷたが辛いものが苦手ということでもありますが・・・。
じぷた的には、割子蕎麦は海苔、ねぎ、鰹節を基本にして食べたいのです。紅葉おろしや唐辛子はほとんどの場合使わないのですが、もし使うなら後半戦からかなー。
蕎麦が美味かっただけに、最初から紅葉おろしが投入されているのが、ちょっぴり残念でした。
しめは蕎麦湯です。
出雲地方では蕎麦湯にも2つのタイプがあります。一つは蕎麦のゆで汁を窯から汲んで湯のみにいれて出すタイプ。
もう一方は、蕎麦粉を湯で解いて、湯飲みに入れるタイプ。
「喜多縁」さんの蕎麦湯は蕎麦粉を湯で解くタイプでした。
どろっとしていて、さっぱり感は無いですが、その分、濃厚な蕎麦の旨味と香りが楽しめます。
どちらが良いかは、好みとしか言えないレベルです。体調とか気温とかも影響するかもしれません。どちらかというと、じぷたは、ゆで汁タイプの蕎麦湯が好きです。
ちなみに、蕎麦粉を湯で解くタイプの蕎麦湯は、作り立ては粉っぽさが残る場合があります。
その場合は、少々冷めてしまいますが、しっかりかき混ぜて、少し時を置くと落ち着いた舌触りになります。参考までに。
まとめ
さて、紹介してきました出雲市の蕎麦処「喜多縁」。割子蕎麦も天丼も満足できる味です。
よかったら訪問してみてください。
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