こんにちは、じぷたです。
じぷたの楽しみの一つ、それは「ランチに出かけること」です。
夕食となると家で食べて、ゆっくり酒を飲むのが好きなのですが、週末にお出かけしたときは、どの店で昼ごはんにするのかメチャメチャ真剣に考えます。
お出かけの日は、朝ごはんの直後から「今日のお昼どうする?」って嫁と相談するくらいなのです。
そんなこんなで、「出雲市ランチ店おすすめ一覧」としてまとめてみようと思います。
この記事はいわゆるランキング形式ではなく、訪れる価値がある店を一覧にして紹介していきます。じぷたが複数回訪問してから判断しますので、紹介できる店も時間が経過すればさらに増えてくると思います。
なお、ランク入りの判断基準は、じぷたが何度も行きたくなる店かどうか、です。
味も、コストパフォーマンスも、接客も、店舗の清潔感も、すべて合わせた総合力での判断としたいと思います。
それではご覧ください。
ちなみに飯南町のラーメン情報 おすすめはこちら
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出雲市のランチ・おすすめ一覧
おすすめ番号6 麺処わや
今回紹介するのは「麺処わや」さんです。
代官町にある居酒屋「旬魚旬彩わや」の姉妹店です。場所はJR出雲市駅から東南東へ700mほど行ったあたり。県立出雲高校を基準すると南方面です。
こちらの売りはなんといっても出汁。
和風出汁を丁寧に取ってラーメンに合わせます。
出汁に使った食材は玄関前に桶に入れて展示されています。
この日の出汁の材料は①羅臼昆布、②鯛あら、③天日鯖節、④干し貝柱、⑤うるめ薄削り、⑥煮干し、の6種類でした。どれも良い出汁が出そうですね。
実物はこちら。
玄関を入ると、内部はオールカウンター形式で10席ほどがあります。座るとメニューが提示されますが、味噌、醤油といった一般的な選択肢はありません。
選択するのは①単品・副品の選択、②麺の選択(魚粉麺、普通麺、ゆず麺)の2点です。
大盛への対応は可能ですが、麺の種類によっては大盛に対応できない場合があります。大盛を希望される場合は店員さんに聞いてみましょう。
始めての訪問であれば、副品、魚粉麺、普通盛を選択されると良いでしょう。
副品だと鯛めしと出汁巻き玉子が付きます。特に出汁巻き玉子は美味しいので食べる価値有りです。
3種類の麺にはそれぞれ良さがありますが、魚粉麺はわーめん(「麺屋わや」のオリジナルラーメンのこと)の企画がスタートしたときから使用されいてる麺のようです。いわば元祖ですね。店主のこだわりも強いと思います。
副品を選択するとボリュームも増します。大盛を選択するのは2回目以降の訪問からでも遅くないと思います。
この日、じぷたが注文したのはこちら。
この上にわーめんが付きます。
今回のわーめんは「ゆず麺」を選んでみました。
香りがかなり華やかです。スープにもゆずの味がしみだしているので、サッパリ系の味になります。また、ゆずの効果なのか、塩味をしっかり感じるようになるところが魚粉麺との違いでしょうか。
上の写真は「カブのすり流し」。最初に提供され、口の中をさっぱりさせてくれます。
下の写真は添え物です。
写真左より①鰤の西京焼き、②かますの幽庵焼き、③野菜チップス、④生湯葉(2種類)、⑤鮑の酒蒸し、⑥うずらの糠漬け、の6品。そのまま食べても、わーめんにトッピングしても、どちらでも美味しくいただくことができます。
この添え物が、高級食材と和食技法のオンパレード。かますの幽庵焼きなんて、幽庵地の加減が絶妙です。うずらの粕漬もとても美味しい。わーめんへのトッピングに使うには少々勿体ない気もするほどです。
下の写真は鯛めし。
あっさりした味付けです。わーめんのスープをかけると鯛茶漬けになります。鯛めしと鯛茶漬けでは食べた印象も触感も大きく変化するので楽しみが増えます。
最後の紹介するのが出汁巻き玉子。
さすがプロの出汁巻き玉子。柔らかさといい、風味といい、とっても美味しいです。
鯛めしと出汁巻き玉子を食べるには副品のオーダーが必要です。副品のお値段は、単品に比べ350円上昇しますが、その価値は十分にあると考えます。
「麺処わや」は和風出汁、無化調にこだわったラーメンのお店です。あっさりしていますが、食後にはかなりの満足感があります。美味しいです。
島根のラーメンの中では、お値段はやや高めかと思いますが、ぜひ食べたいラーメンです。
JR出雲市駅南でのランチの際にはぜひ候補の一つとしておすすめしたいと思います。
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じぷたによる「麺処わや」への訪問回数 【5回以上10回未満】
おすすめ番号5 かみあり製麺
魚介系のラーメンやこだわりの創作つけ麺を味わうことができるのが「かみあり製麺」です。
場所はざっくり言うと、出雲市斐川町の端っこ、道の駅「湯の川」から9号線を松江方面に向かって500m程度でしょうか。
島根県内に行列のできる店はそうたくさんあるわけではありませんが、数少ない行列のできる店の一つがこの「かみあり製麺」です。
噂に聞くところ、このお店のご主人は元は貝の卸売りを営んでおられたとか。真偽のほどは確認できていませんが、シジミやハマグリを使ったラーメンは人気メニューとなっています。
かみあり製麺さんでは、「細麺」、「平打ち麺」、「太麺平打ち」の3種類の麺を使用しておられます。
あっさりしているラーメンには「細麺」、こってりしているラーメンには「平打ち麺」、つけ麺系には麺の味が濃ゆい「太麺平打ち」をしておられるようです。間違っていたらごめんなさい。
ちなみに「太麺平打ち」は「平打ち」と表記されていますが、それほど平打ち感はありません。普通に太麺だと想像していただければ大丈夫です。
「平打ち麺」と「太麺平打ち」は全粒粉を使用していると思われます(細麺についてはよくわかりませんでした)。特に「太麺平打ち」は麺に美味さがあります。
「細麺」、「平打ち麺」のメニューにも魅力的なものがたくさんありますが、麺の味を重視する方なら、「太麺平打ち」を使用している、つけ麺系を強くおすすめします。
つけ麺系は数種類ありますが、まずは「カニみそつけ麺」のご紹介です。
蟹のいい匂いが配膳と同時に漂います。匂いだけでつけ汁の濃厚さを感じることができます。
そこに全粒粉を使用した美味しい太麺。ひと口食べたところから旨味が鼻に抜ける感じまします。
写真がぼけてしまったのが残念ですが、写真は鶏肉のタタキです。
肉の旨味を引き出していて、とても美味。そのまま食べても、つけ汁に浸けても、どちらでも美味しいです。
続いて紹介するのはあん肝つけ麺。
こちらは盛り付けが和風ですね。
麺は木製の赤い器の中に入っています。
少なめに見えますが、それは深い器に入っているから。普通盛りでも量はそこそこあります。
しかしながら、ガッツリ食べたいのであれば大盛にするのが吉。美味しいのでどんどん食べたいのです。
笹を盛り付けに使うラーメン屋さんを初めてみました。
「つけ麺」に対する愛情というか思いの深さを感じますし、お客に対する心遣いが伝わってきます。
こちらは、あん肝の塊です。もっと大きいのがあったのですが、うっかり食べてしまいました。
あん肝の濃厚スープが太麺にからんで誠に美味いです。
さて、おすすめはつけ麺系で間違いないですが、魚介系のラーメンも魅力的なメニューが多いです。例えば、こちらはハマグリ醤油ラーメンです。
ハマグリを口にすると貝の旨味がぎゅっと閉じ込められています。
さて、まとめです。
魚介系ラーメンも美味しいですが、かみあり製麺を訪問するなら、何と言ってもつけ麺系をおすすめしたいです。
理由としては、細麺、平打ち麺を使用するラーメンよりも、つけ麺系に使用されている太麺平打ちの方が麺自体が美味しいことがあります。
さらに、かみあり製麺は独創的なつけ麺を常に生みだそうと努力しておられます。実際に期間限定のメニューや季節のメニューもしょっちゅう登場します。
美味しいラーメン屋さんは数あれど、ここまで斬新なつけ麺は提供するお店はそうないです。
他のラーメン屋さんでは味わうことが難しいと思われる、想像外の美味いつけ麺を食べるチャンスがあるのなら、やはりそれを堪能するべきです。
斐川近辺に訪問されることがあれば、ぜひどうぞ。
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じぷたによる「かみあり製麺」への訪問回数 【2回以上5回未満】
おすすめ番号4 cafe naka蔵
野菜の美味さにこだわった食事を提供してくれるのが「cafe naka蔵」。
場所はざっくり言うと出雲市今市町にあるアーケード街「サンロード中町」付近にあります。出雲市駅からだと300mくらい、徒歩ならゆっくり歩いて10分くらいでしょうか。
naka蔵の駐車場は、店の前には4台分、そのすぐ横に(第2駐車場的なところが)3台分、その他徒歩1分のところにサンロード中町の有料駐車場があります。
サンロード中町駐車場は、有料ですが1時間150円と格安。
しかも、naka蔵で食事をすると1時間分の無料駐車券がいただけますので実質無料です。
こちらは玄関の様子。
真っ白な土蔵が印象的です。
代表的なメニューはハンバーグ、カレー、そしてここには映っていませんが、10食限定のローストビーフ丼があります。これらのメイン料理に最高に美味しいサラダが付いてくるのが基本構成。
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注目の食事ですが、私が食べたのはトマトソースハンバーグ(ごはん、みそ汁付き)。嫁は限定のローストビーフ丼です。
トマトソースハンバーグには、冒頭の写真のとおり、みそ汁とごはんが付いています。ごはんにはとろろ昆布が載せてあるうえに、大盛無料(小盛も無料)。
おしゃれカフェですが、結構ボリュームのある盛り付けであり、男性でも十分満足できるでしょう。
ハンバーグは柔らかく、上品な薄味に仕上げてあります。トマトソースですが酸味をあまり感じさせない味付けです。基本のデミグラスソースのハンバーグも食べてみたいところです。
特筆すべきは野菜の美味しさ!
野菜そのもののうまみが濃く、特製ドレッシングの美味さと相まって、サラダだけでも満足できそうな勢いです。
生の野菜が多いですが、サツマイモは揚げたり、ジャガイモは煮っころがしにしたり、レンコンはゆでてあります。野菜の味が一番良い形で味わえるように調理方法や味付けを変えているようですね。
この日の嫁のメニューは10食限定ランチ「自家製ローストビーフ丼」です。
ローストビーフ丼はごはんが一番下にあり、その上にたっぷりのローストビーフ。そして牛肉の上に汁を取った大根おろしプラスポン酢。最後に主軸の生たまごが載っています。
こちらもみそ汁が付いてきますが、驚いたのは丼にも無料大盛システムが対応していること。
嫁は普通盛りにしていましたが、男性にとっては嬉しいです。
凝った食事を摂ることができますが、こだわっているのは食事だけではありません。内装もいい感じにまとめてあります。
薪ストーブがあり、体も心も温まります。また、奥の席にも自然光が入るように飾り棚に工夫がほどこされています。
今回は最後にコーヒーを追加しました。コーヒーも美味しいので大満足です。
写真はブレンドコーヒー。
酸味は少なく、あっさりした苦みがいい感じです。
さて、cafe naak蔵についてのまとめです。
食事メニューが基本1,400円と高めではありますが、味、雰囲気が良く、行く価値のあるお店だと思います。おすすめです。
じぷたによる「Cafe naka蔵」への訪問回数 【5回以上10回未満】
※この他、嫁によるソロ訪問数回。
おすすめ番号3 食堂Cafe みらく
元々は天ぷらを中心としたお店で、名前も「三楽」だったようです。
天ぷらはもちろん、鍋物も美味しいということで存在感のある店だったようですが、数年前に一度閉店。その後、カフェと食堂に業態を変え、「みらく」として再開されたようです。
お店の場所はざっくりいうと出雲合同庁舎の近辺で、旧9号線の国土交通省前交差点を北へ入ると10秒ほどで右手に見えます。
駐車場が少ないので車で訪問する場合は、開店と同時に乗り込むくらいだとスムーズです。
さすがに開店の11時から行列ができるようなことはないですが、12時前にはあれよあれよという間に席が埋まっていきます。来店は早い方が良いです。
お昼の営業は名物「天丼」と「天ぷら定食」、「かつ丼」、「松花堂ごはん」の4種類。
メニューは絞られていますが、その分、力が入っています。
こちらは天ぷら定食です。
小鉢に味噌汁、茶わん蒸し、デザートもついています。力が入っています。
天ぷらはいい匂いがして、ふっくらした歯ざわりです。美味しいです。
しかしながら、みらくに行くなら一押しは天丼!
美味いです。絶妙のタレが天ぷら達とご飯を結び付けてくれます。
そしてこのボリューム。
味、量、値段、すべてに文句のつけようがないです。
じぷたによる「Cafe食堂 みらく」への訪問回数 【5回以上10回未満】
※この他、嫁によるソロ訪問多数。
おすすめ番号2 バール ここぺり
場所はざっくり言うと島根県立中央病院の東方面です。言葉で説明するよりは携帯で地図を見てもらった方が良いと思います。近くにはスーパーマーケットのグッデイ北部店なんかがあります。
さて、町の洋食屋さんといったポジションの「ここぺり」。じぷたの訪問回数はとても多いです。
嫁と二人の時に行くことが多いのですが、家族で訪問することもあります。ちなみに嫁は一人でも行ってるみたいです。
なんというか…勝手に常連モードです。
毎週水曜日はステーキの日なのです。ステーキセット200gが1000円なのも素晴らしいですが、男性なら300gがおすすめ。
窓際にはワインの瓶がならんでいます。イイ感じ。
メニューはこんな感じです。
さていよいよ食事です。
お味はもちろん美味しいです。
塩を上手に利かして旨味を引き出す感じで料理が組み立てられています。
ステーキやハンバーグにはニンニクやショウガのスパイシーな香りがキッチリ効かせてあり、食欲をそそります。しかし、唐辛子的な辛さは全くなく、小さい子どもも料理の旨味を堪能できると思います。
こちらはキチンカツオムライス。
オムライスはとろとろ系です。トロトロ卵の上にデミグラスソースがたっぷりとかけてあります。これぞ洋食屋!っていう感じのオムライスです。 ※他にも複数の種類のオムライスがあります。
こちらはミックスグリル定食。味付けが明確に分けてあるので、種類ごとの味をきっちり区別して楽しむことができます。
さらにこちらはエビフライ定食。引き出されたエビの旨味が、ぎちぎちに詰まっています。りゃくして「ウマぎち」。
その他、おすすめメニューとして「ココセット」と「ペリセット」というメニューがあります。オーナー的いわゆるオススメメニューとなっています。
初めての来店であればこの2つが間違いのないところですが、結局どのメニューも美味しくて満足できるので、勢いで注文しても問題ありません。
量はどれもボリューム満点!
食えるもんならくってみろって感じではないですが、若い男性でも十分に満足できる量です。
そのボリューム感を全開で感じることができるのが、このステーキセット300g(1450円)です。
肉に寄ったショットがこちら。
素晴らしいですね。
ブログを書いていて味を思い出してしまいます。食べ応え満点、香ばしくて、今すぐ食べたいです。
夜も営業しておられるので、この店で宴会したいと思っているのですが、まだ実行できていません。酒と一緒に味わいたいですね。
さらに詳しい情報はこちらへ
じぷたによる「バール ここぺり」の訪問回数 【10回以上】
※この他、嫁によるソロ訪問多数。
おすすめ番号1 出船寿司
場所はざっくりいうと、島大付属病院の近くです。
JR出雲市駅南口から真っすぐ南下して1キロ半ぐらい進むと右手に見えてきます。
出船寿司は予約専門のお寿司屋さんです。
この時は嫁と2度目の訪問で、おまかせ寿司懐石弁当の2千円コースをいただきました。この他にも夜に宴会でも訪問しているお店です。
内容は寿司6貫、刺身、ブリの照り焼き(左上)、天ぷら盛り合わせ(中央上)、海鮮サラダ(右上)、そこに茶碗蒸しと赤だし、デザートの果物(柿)がついています。
寿司の大きさは小ぶりで一口で食べるのに適切な大きさです。見た目が美しく、箸で持っても崩れそうな感じはありません。
にも拘わらず、寿司を口に入れると、その瞬間にシャリがパラリと崩れ、ネタとシャリのハーモニーが広がります。
これぞ職人技と思わせる仕事ぶりで、漫画(「美味しんぼ」と「昇太の寿司」)で仕入れた知識が体感に代わります。
どれも美味しいのですが、特にアナゴは素晴らしいと思いました。思い出しただけでウットリしてしまう仕上がりです。
天ぷらのアップ写真です。
サクサクだけでなく、ふわっとしています。天つゆではなく塩でいただきます。これまた美味いです。
今回は2千円の「おまかせ寿司懐石弁当」なので寿司に中トロが追加されたり、天ぷらの品数が増えたりしています。スタンダードだと1,650円で下記の写真の通りとなります。
ここで重要なお知らせです。
お昼には「おまかせ寿司懐石弁当」だけでなく、もう一つメニューがあります。それが「にぎり寿司(8貫)汁物付」です。(下の写真)
こちらもお得感あります。なによりこれだけ美味しい寿司を存分に食べることができるのは素直に嬉しいです。
今回はランチに絞ってレポートしていますが、夜のコースも結構すごいです。夜のコースについては別に記事にしていきます。
じぷたによる「出船寿司」の訪問回数 【2回以上5回未満】
※ただし、夜の部除く。
とりあえず、今回は此処までです。
今後も訪問する価値がある店だけを追加して更新していきます。みなさんのランチがハッピーなものになりますように本気で願っています。それではまたね。
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