「出雲日本海(出雲大社正門前店)」のどぐろ丼とシジミのみそ汁、隠岐の岩ガキを食すべし! 

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 先般、出雲大社周辺を散策しました。

 じぷたは出雲大社が好きなのです。
 大社さん(出雲のひとは出雲大社のことを親しみを込めてこのように呼びます)を訪問すると何だか気持ちが良くなるのです。

 最近はパワースポットとしても有名で、そのパワーは強烈なのだとか。
 パワースポット巡りで大社参りにおいでになるグループも多くあるようですね。

 縁結びの神様として超絶有名なので女性観光客も多く見かけます。そのせいか、周辺のお店も華やかな雰囲気となっています。

 そんなわけで出雲大社周辺のお店や見どころを紹介していこうと思います。

 今回紹介するのは出雲大社正門前にある「出雲日本海」です。

 

出雲市のお食事処 おすすめはこちら

出雲市「洋食堂ばーる ここぺり」味・量とも申し分なし!毎週水曜日はステーキを!  
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出雲市のお食事処 美味い店を厳選した結果

【厳選!出雲市のランチ】行く価値があるのはここだ!地元民が評価する美味い店6選!
ランク入りの判断基準は私が何度も行きたくなる店かどうか。味、コスパ、接客、店舗の清潔感、すべて合わせた総合力での勝負。現在は出船寿司、ここぺり、みらく、naka蔵、かみあり製麺、麺処わや、がランクイン。随時更新。

 

出雲日本海 どんぶり選手権グランプリ

 

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場所は出雲大社正門前 ご縁横丁にある

 お店は大社さんの正門前交差点付近にある縁日風ゾーンの道路端にあります。
 こちらは「ご縁横丁」と呼ばれているのですが、横丁というくらいなので手狭な区画です。
 
 また数年前に整備されたばかりなのでゴミゴミした感じは漂っていません。横丁と名乗るには近代的すぎ且つ衛生的すぎて手放しでは賛同できません。

 しかしながら、こじんまりした店が並んでいたり、道幅も若干広めですが、じぷたが想定する「横丁と呼べるギリギリ」のラインを守っていますし、そんなこんなでなんとか「横丁感」を感じれるゾーンかと思います。 

 いつもは観光客がわんさかいるのでご縁横丁に足を踏み入れることを避けていたのですが、この日は平日の昼ということもあり観光客もまばら。様子を伺ってみることにしました。

 

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試食でいただいた鯖寿司がめちゃウマ ぜひ買って帰るべし!

 「出雲日本海」はご縁横丁内の店では最も神門通り近いところに位置しています。

 客寄せ用の看板が所狭しと飾られています。この辺りの雑多な感じも「横丁感」の醸成に貢献していると思います。

 軒先の商品を見ているとシジミの真空パックが置かれていました。
 シジミは仮死状態に近いところまで追い込まれると旨味と栄養がグンと増すのです(以前NHKの「ためしてガッテン」で放送してました)。
 シジミを真空パックにしたことに特段の驚きはありません。

 私の目をひいたのは産地です。なんと神西湖産!
 ※神西湖とは出雲市の西端にある湖です。

 全国に名のとどろく宍道湖のシジミが目の前にありながら、あえて神西湖のシジミを商品化。ちょっと気になりますよね。

 そうこうしていると店のお姉さんから声をかけられました。
 鯖寿司の試食をどうぞとのことです。

 鯖の棒寿司なのですが、鯖の旨味が上手に引き出されていて美味しかったので、そのまま中で食事を摂ることにしました。

店内の様子 お土産コーナーと飲食スペース5席

 店内にはお土産物販売のスペースと飲食スペースがあります。
 店内飲食するにはかなり手狭ですが横丁の一角なので仕方ないのかもしれません。

 下の写真はお土産物の陳列スペースです。冷蔵の中には美味しそうな物が沢山はいっていました。

 

 下の写真はカウンターの様子。
 カウンターの他にもテーブル席があります。

 店全体だと(無理をすれば)8人程度の収容が可能かと思いますが、家族以外の方と同席するには距離が近すぎる感じがします。 


 実際の収容人数は4~5人程度だと思います。

 

のどぐろ丼とみそ汁のセットに隠岐の岩ガキを追加 美味し!

 メニューは少ないです。観光客を大量にさばくために絞っているのでしょう。

 最も高いのは「のどぐろ寿司」2,600円です(写真では光って見えなくなってしまいました)。
 のどぐろは高級魚ですが、それでもこのお値段は勇気が必要ですよね。

 迷い抜いて今回注文したのはこちら。

 選んだのはのどぐろ丼しじみ汁セット(1200円)。

 金色に鈍く光る食器に「凄そうな感じ」が漂っています。「どんぶり選手権グランプリ獲得!」の威厳が醸しだされています。

じしみ汁 中サイズのしじみ 貝の味が堪能できる

 

 正直なところ、しじみの粒はそれほど大きくないです。せいぜい中サイズと言ったところでしょうか。
 しかしですね、しじみ汁の場合、身を食べるのが目的ではないのです。味の染み出た「汁」を味わうのが醍醐味なのですね。
 したがってしじみ汁においては、貝の大きさはそれほど問題ではないのです。

 汁の味がよければそれでよい、ということ。

 その点で「出雲日本海」のしじみ汁はとても良い感じに仕上がっています。
 ネギがもっと多いと風味が増すのですが…。その点は惜しいです。

主人公のどくろ丼 オリジナルのタレが商品としても販売されている

 ごはんは酢飯ではなく白めし。冷ごはんではなくあったかごはん。 のどくろ醤油というのがかけられているようです。

 のどぐろは質の良い脂が乗っているのが「売り」なわけです。淡白な味の中に極上の脂が味わえるところが最高ですね。

 脂がノリノリの分、タレ等も弾いてしまいます。
 それを解消するにはとろみのあるタレを使うか、塩味(しおみ)が効いたタレを使うということが考えられます。

 「出雲日本海」はオリジナルの「のどぐろ醤油」を使用しておられるのですが、これば塩味効かせ系でした。
 タレというか、そもそも「醤油」と名乗っていますし、さらさらしているのでイメージとしては関東の醤油に近い感じです。 
 のどぐろ特有の淡白な身の旨味、そして脂の旨味を引き出しています。

 粉わさびでなく本わさびを使用している点も高評価。脂の旨味に絶妙にアクセントを加えてくれます。

隠岐の岩ガキ(生) 観光地だからといって侮れない鮮度と味

 隠岐の岩ガキものどくろ丼と一緒に注文。嫁も私もカキが大好きなのです。
 届いたのが下の写真。

 こちらが隠岐の岩ガキ(生)950円。

 ネギと紅葉おろしが付いていますが少量過ぎてあまり意味はありません。盛り付けもはっきりいってイケてません。

 でもカキが本格的過ぎ!
 マジで美味いです。大きいのでかぶりつく感じで食べるのですが、噛んだ瞬間からエキスがデロンデロンにあふれだします。

 こぼれでるエキスをトレーや殻で受け取ることになります。
 「なーんだ、そのためのトレーなのね」というのが正しいのかどうか不明ですが、実態としてはそのようになりました。

 隠岐の岩ガキ(生)、食べる価値ありです。
 美味いし、極端にお腹が膨れることもないし、地元の味だし、観光地で食すには最高ですね。

まとめ

 「出雲日本海」さんのおすすめは、どのぐろ丼、しじみのみそ汁、隠岐の生ガキが三本柱。

 格安ではないですが、地元の美味しい物を味わうにはもってこいのお店です。
 ぜひ、訪問してみて下さい。

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