こんにちは、じぷたです。
今回お届けするランチ情報は飯南町頓原にあります名店「きらく食堂」です。
場所は、ざっくり言うと国道54号沿いでして、雲南市と広島県三次市の間にあります。
きらく食堂さんはラーメンとぶた汁が超絶有名ですよね。松江や出雲から離れているのですが、特にラーメンファンの方なら一度は訪れたい名店です。
じぷた訪問時も2人の店外待ちが出ていました。
一歩足を延ばしてドライブに行こう! おすすめはこちら
「きらく食堂」ラーメンは必ず食べておくべき!
まずは場所と駐車場について
所在地は飯南町頓原です。
国道54号から路地に入ったところにありますが、場所については地図検索してもらう方が早いので割愛します。「頓原きらく」で検索すると一発表示です。
その代わり駐車場について写真で説明しておきます。
国道54号を松江から広島方面に向かうと頓原交差点を左(東)へ入ります。目印となるのは頓原郵便局です。
飯南町頓原という地名になじみがない方もいるかもしれませんが、頓原交差点周辺には郵便局をはじめ、スーパーマーケット(Aコープ)、飯南病院、公共施設、ガソリンスタンドが集中しているので国道54号で頓原までたどり着けば、ポイントとなる交差点はすぐにわかるはずです。
頓原交差点を東の方向に入ると、すぐに下の写真(国道から入ってすぐの様子)のような風景が見えます。赤い矢印のとおり斜め左へ進みます。
間違って直進するとラムネ温泉という珍しい名前の温泉に向かってしまいます。おちついて赤い矢印の方向へ進みましょう。
頓原交差点から150mくらいの位置に小さい十字路があり、そこで左を向くとすぐに見えます。看板がはっきり見えるので見落とすことはないはずです。
しかしきらく食堂には駐車場がありません。近隣の公共駐車場を目指して下の写真(きらく食堂前十字路の様子)のとおり矢印に沿って直進します。
きらく食堂前の十字路から100m直進すると下の写真(公営駐車場付近の様子)のとおり町の公営駐車場らしきものがあるので、そちらに停めてから歩くことをになります。
地元の人や常連さんは独自の場所を見つけておられるようなので、となりに座った方に聞いてみられると良いかもしれませんね。
飯南町 なぜか美味しい店が多くある
仕事では出張が多く、島根県東部を中心に広島県北部くらいまでが守備範囲です。
今はコロナ禍なので出張はほとんどなくなりましたけどね。
職場のある松江から三次周辺に向かう場合だと高速道(松江尾道線)で行くのが最速ですが、時間とルートを調整して、飯南町で昼食が取れるように調整するのがじぷた流です。
なぜなら、飯南町には満足できる昼食スポットが多くあるから。
きらく食堂、一福本店、やまなみ(道の駅とんばら内)と名店、優良店目白押しです。飯南町はすごく小さな町ですが、なんでおいしい店が多いのか不思議です。
人口はめっちゃ少ないはずですが、こういうのを風土というのかもしれません。
今回紹介するのは名店「きらく食堂」
さて中に入ります。調理中に生じるいい匂いが店に充満していますが、一番強いのはラーメンのスープの匂いです。食欲が刺激されます。
席はカウンターのみ、みたところ10席程度ありますが、コロナ禍でなくても7-8人がいいところでしょうか。
メニューは一般的なもので、それほど数は多くありませんが、どれもクオリティーが高いので結構迷います。
お隣さんが「ヤキメシニショーシル」と注文しました。これは「焼き飯とぶた汁(サイズ小)」という意味です。
初心者が使うにはハードルが高い符丁なので普通に注文すればOKです。ちなみに飯南町界隈では、豚汁は「ぶたじる」と読むのが正解のようです。
おすすめは? 一押しラーメン 食べておきたいぶた汁 通はおでん
どれも美味しいのですが、ラーメンははずせません。ぶた汁は小サイズにして別メニューと組み合わせるとさらに吉。おでんはイリコだしのパンチが効いています。
初めての方は、まずはラーメン(大盛)はいかがでしょう
ラーメンは豚骨です。
濃厚ですが非常にあっさりとしています。ゴクゴクと飲めそうなさっぱい具合。でもって豚の旨味が凝縮されてコクを感じます。
よく見ると油はわずかしか浮いていません。丁寧に油と灰汁をとっているおかみさんの姿が想像できてしまいます。
これがですね、ほんに美味い。
具はシナチク、ネギ、甘く煮たシイタケ、そして豚肉。
豚肉? そしてシイタケ?
チャーシューではなく豚肉です。もやしでなくてシイタケです。
珍しいですが、これらがあっさりした豚骨のスープによく合います。
そして麺は中細ストレート。九州系のように細くはありません。やや硬めに仕上げてあり、
触感もよいです。
これらが一体となって非常に美味。ぜひ一度ご賞味下さい。
量は少なめなので大盛か特盛がよいと思います。
ちなみに土曜日に嫁を連れていくことがありますが、嫁は大盛を注文してます。
二度目以降はぶた汁も サイズ(小)でラーメン以外とのコラボがおすすめ
ぶた汁のノーマルサイズはかなりのボリュームです。メガ盛りとまではいいませんが単独のおかずとして成立するくらいの量があります。
ぶた汁単品も良いのですが、ここはひとつ、サイズを小にして別のメニューと組み合わせるのをおすすめしたいと思います。
というのも常連さんと思しき方々が結構な割合で「かつ丼にぶた汁の(小)ね」とか「オムライスの(大)にぶた汁の(小)おねがい」とか言ってるからです。
きっと地元民の間では、ぶた汁のサイズを(小)にして他のメニューと組み合わせる、というのが定番になっているのでしょう。
ならば地元の流儀にしたがうのが結果も良いはず。
遠慮なく「○○とぶた汁の(小)をお願いします!」と注文してみましょう。
ちなみにきらく食堂のぶた汁には酒かすが入っています。
飯南町頓原は西日本屈指の豪雪地帯だとの話を聞いたことがあるので、雪深い地域で体を温めるために、「ぶた汁には酒かすを入れるべし」というのが地域標準となったのではないでしょうか。
今回は「かつ丼大盛とぶた汁(小)お願いしまーす」ってことで注文しました。
蓋を開けると、テラテラに光輝くかつ丼が登場しました。
半熟具合が絶妙でめっちゃ美味しそうです。
ちなみにすぐに蓋をとって食べ始めると、カツの一部に衣の歯応えが残っています。卵と絡んで美味いです。
田舎の食堂というと、醤油と砂糖バリバリで濃いめの味というイメージがありますが、きらく食堂はその対極。意外にもやや薄味で、上品ですがどっしり満足感を感じることができる味です。
濃厚な味のぶた汁(小)とのマッチングも非常に良好です。
ちなみにぶた汁(小)を食べた後、腕から汗が玉状に吹き出ました。酒かすパワーすごいですね。
おでんの実力もすごい! きらく通ならランチ時でもおでん追加
きらく食堂では、昼からおでんを食べることができます。1品110円からのでとてもリーズナブル。でもその実力は折り紙付きです。
なんの折り紙なのかはわかりませんが、とにかく1級品なのは間違いありません。
※写真を撮っていないのが残念極まりないです。次回訪問には写真を撮ってアップしますね。
スープはイリコのだしが効いています。いい意味でイリコの苦みが生かされていて非常にパンチのあるおでんです。
すじ肉だけは160円なのでワンランク上のお値段となります。
ほろほろです。でもって旨味が濃い。おでんを食べるなら、一つはすじ肉も注文したいところです。
きらく通なら、ラーメン以外の一般メニューにおでんの追加をしたいところ。
じぷた的にはオムライス(大)を食べた際、すじ肉、あぶらげの追加で、質、量ともに満足できました。
まとめ
きらく食堂のおすすめはラーメン、ぶた汁、おでん。
しかし、それ以外のメニューも大変美味しいです。今回の記事には載せていませんが、オムライス(大)なんてのも見栄えもするし、味も素晴らしい。
メニューの数は多くないですが、訪問を重ねるほど何を注文するか迷います。だってどれも美味しいんですもの。
飯南町のきらく食堂、少々遠くにありますが、ぜひともお勧めしたい名店です。
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