今回紹介するのは雲南市三刀屋町のラーメン店「らあめん市場 麺太鼓」です。
もともとは、どさんこ系列のチェーン店だったお店だったと思います。
同じ場所に立っていて、外回りは改装されていますが、内装は変わってません。小さな頃、父に連れて行ってもらった時とほとんど変わってないように思います。
「どさん子」、「どさん娘」、「どさん子大将」、どの系列だったのかは失念しましたが、どさんこ系列の衰退とともにフランチャイズから脱退されたのかもしれません。この辺りの事実や経緯は何の情報もないので憶測ですが。
「麺太鼓」まずは焼きそば!次点は味噌ラーメン
場所と駐車場の確認です。
場所は、ざっくり言って高速道路松江尾道の三刀屋木次インターの近くです。
三刀屋木次インターの国道側降り口の交差点から国道54号を南西へ150m進んだところにあります。
高速降り口から向かう場合、国道54号が片道2車線となっており、一瞬中央分離帯の存在が気になりますが、麺太鼓直前で片道1車線になり中央分離帯もなくなりますので心配はいりません。
高速降り口から行くならエネオスのガソリンを過ぎたら右折して駐車場に入ります。
下の写真の看板が設置されていますが、建物そのものを目印にした方がわかりやすいです。
広島方面からくる場合はBAOO(場外馬券売り場)が右手に見えてきたら左折の準備をします。
駐車場はキャパ不足です。15台程度は駐車できますが人気店なうえに一人客が多いので不足気味です。
1台当たりのスペースは縦横とも小さめなので、運転に自身のない方は注意が必要かもしれません。
メニューは数多い。
麺太鼓のメニューは非常に豊富です。
また、単品が数多くある上にお得な定食オプションが充実しています。
ラーメン定食Aにすると、ラーメン、餃子、ライス、一品、漬物がついて1,050円。
唐揚げ定食にすると、ラーメン、唐揚げ、ライス、漬物がついて1,050円。
結局、餃子が食べたいか、唐揚げが食べたいかによってメニューを選択できるようになっています。メニュー構成が絶妙ですね。
写真を載せたメニュー以外にも焼きそばが単品で660円となっています。また、タンタン麺、つけ麺にも守備範囲は広がっています。
持ち帰りが充実しているのも良いですね。
イチ押しは焼きそば! 雲南地域のNO1だと思う。
麺太鼓を訪れるなら、まずは焼きそばを食べて欲しいと思います。
太麺がソースに絡んで非常にいい塩梅です。麺の歯応えもぶつんぶつんとしていてなんとも言えず美味い。
麺がスルスルしているのも好ポイント。麺自体の美味さが心をとらえて離しません。
具は一般的なものですが、キャベツ等も多いですし、麺の盛りもボリュームがあります。
雲南地域第1位の焼きそばだと思います。
焼きそば自体の味、量とも大変に満足できると思いますが、ここはひとつ、Aセットを付けてお腹一杯になるまで食べてみましょう。
ごはんがどんぶり飯なので女性にはきついかもしれません。
ちなみにAセットには「一品」表記の物が付いてきますが、じぷたが注文した限りでは100%冷やっこが付いてきます。
おすすめ次点は味噌ラーメン どさんこ系列直系の味噌を味わう!
麺太鼓でのおすすめ第2位は味噌ラーメンです。
ラーメン市場と名乗るくらいなので、ラーメンの種類は豊富です。
味噌、塩、醤油、カレー、豚骨の基本味が5種。そしてバリエーションにバター、コーン、キムチ、チャーシューの4種。この時点で5×4で20種類。
その上に野菜、麻婆、海鮮ちゃんぽんの特選メニューがあるのでプラス3種類。
メニューをちょっと眺めただけでもかなり多いことがわかります。
あまりにも多くてちょっと心配になりますね。
たくさんのラーメンの中から選ぶなら、味噌ラーメンをおすすめしたいところです。
どさんこ系列は味噌ラーメンを中心にして覇権を握りました。
フランチャイズの元締め3店は現在のところ弱体化したり、廃業したり、新業態に変化していたりで当時の味は残っていないようですが、麺太鼓でなら、かつてのどさんこ系列の「味噌味」を味わうことができると思います。
味噌ラーメンは赤味噌が強め。非常にどっしりとしていて太麺にばっちり合います。
麺は日によって仕上がりに違いがあります。締まっているときはツルツルしていてブツンとした歯ごたえがあります。
一方で緩い日は、テローンとしていて少し残念感を感じるかもしれません。
もちろん狙ったものではないと思うのですが。
みなさんの訪問日があたりの日であることを願ってやみません。
餃子なのか、唐揚げなのか それが問題だ
上でも述べましたがラーメンに唐揚げとライスをつけて1,050円、ラーメンに餃子とライスと冷やっこをつけて1,050円。豆腐の有る無しはありますが、概ね同価格といってよいでしょう。
どちらを選んでも大丈夫ですが、餃子はちょっと特徴的。
ニンニクは多いです。匂いでわかるくらいの量です。皮は薄めで若干しっとりとした仕上がり。味付けはテーブルに置いてある味噌ダレか酢醤油を使います。
注目するべきは味噌ダレ。味噌ラーメンと同系列の味噌でどっしり感が半端ないです。
この味噌ダレと強ニンニク・薄皮餃子とのマッチングが絶好調!ライスに合うこと間違いありません。
じぷた的には餃子をおすすめしますが、ニンニクが嫌いな方は無理せず、唐揚げに向かいましょう。ニンニクはかなり存在感があります。
一方、唐揚げの方はさしたる癖はありません。カリッと仕上がっていて美味いです。嫌いな人はいないでしょう。
3個であることがネックといえばネックです。もっと食べたいですよね。
まとめ
雲南市三刀屋町にある「らあめん市場 麺太鼓」。
申し遅れましたが、どの時間帯にお邪魔してもお客さんがいる人気店です。
そもそも夜も営業するスタイルのラーメン店の場合、14時から17時ぐらいまでは休憩に入ることが多いと思いますが、麺太鼓にそんな軟弱で後ろ向きな発想はありません。
開店したら夜の閉店までノンストップ営業!
これって実は昼食時間が不規則な人にとっては非常にありがたいことなんです。
その上、味よし、ボリュームありで満足できる方は多いと思います。
麺太鼓を訪問されるなら、焼きそば、味噌ラーメンを中心にA定食、唐揚げ定食で味わってみて下さい。おすすめです。
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