こんにちは、じぷたです。
今回紹介するのは「道の駅とんばら」に併設されている「レストランやまなみ」です。
「道の駅とんばら」には「レストランやまなみ」の他にも、焼き芋で有名な喫茶コーナー「ラムネミルク堂」、出雲大社に注連縄を奉納したことで有名な体験型展示施設「大しめなわ館」、連日多くの人が訪れる産直市「ぶなの里」が併設されています。
この他、よく見ると外観がカブトムシになっているトイレやドッグランの施設もあるようです。
「みちのえきとんばら」。名前は地味ですが意外と頑張っている道の駅です。
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「やまなみ」ぐぃっと香るスパイシーなカレー!
やまなみのメニューは3本柱(定番・季節限定・名物ワニ)で構成
メニューの構成はカレー系、トンカツ系、麺類といった押さえておくべき定番物。期間を限定して提案される季節毎のメニュー。やまなみでしか味わえない名物メニューの3本柱で構成されているようです。
玄関付近に張り出してあるメニューです。
メニューの数は、ものすごく沢山というわけではないですが、定番とバリエーションは一通り抑えてあるようです。
ヘルメットの横にあるのが季節限定メニューです。
撮影時は寒い時期だったのでカキフライを使ったものが提案されていました。また海鮮雑炊やなめこおろしそばといった体を温めるメニューもラインナップされていました。
そして3本柱の一つである、名物「ワニ」。
それがこちら。
ご存じの方も多いと思いますが、この地方ではいわゆる「サメ」を「ワニ」と呼ぶのだそうです。
つまり上の写真のメニューだとシャークフライ定食ってことですね。
飯南町産食材が安全で美味い!コシヒカリとSPF豚と平飼い有精卵
標高400mから500m 中国山地の最上流で育てる米が美味い!
ちょっと調べてみました。
飯南町の標高は400mから500m程度。中国山地を水源とする神戸川水系では最も上流に位置しています。そして冬の大雪により中国山地に蓄えられた伏流水は豊富。
寒暖の差、清らかで豊富な水、美味い米ができる要素が満載です。
こんな地域で育った米は美味しいに決まってますよね。
飯南ポークと呼ばれるSPF豚 あふれる豚味・あっさり脂身が美味い!
やまなみで使用している豚肉は、飯南ポークというブランド豚のようです。
詳しいことは調べていませんが、かつ丼、カツカレーに使われる豚肉を食べると、豚肉の味が濃ゆいです。うまい豚だなぁ、と思ってしまいます。
脂身は意外とあっさりしていていい感じ。美味いです。
平飼い有精卵 コスト高でも安全性を重視
やまなみの親子丼は平飼い有精卵を使用しているとのこと。
正直なところ私レベルでは有精卵を使用することにより味がどのようにグレードアップしたのかわかりにくいです。
一つ言えることは、レストランやまなみでは安全性が極めて高い卵を使っているということ。
かなりのコスト増だと思いますが、それでも安全性を重視するという姿勢は最大限に評価されるべきです。子ども連れでも安心して食事ができますね。
実食 定番イチ押しはカツカレー 意外に美味い「名物ワニフライ」
まずはカツカレーを食べるべし!脳を直撃スパイシーな香り でも辛くない
やまなみでお勧めしたいのは、何と言ってもカツカレーです。
この香りがですね、とっても華やか。運ばれてくる途中から「カレー」「美味い」「食べたい」という感情が脳を直撃します。
上の写真はカキフライカレー。
季節の限定メニューです。美味しそうなのでこの日はこちらを注文してみました。
カレーは匂いは相当華やかですが、辛さはさほどでもありません。
フルーツの甘みを残していますし、すじ肉から丁寧に取った出汁がとてもうまいです。この場合はフォンドボーっていうんでしょうね。
辛さで勝負せずに、匂いを引き出し、肉とフルーツの旨味が凝縮しています。まことに美味いです。
ちなみに下の写真はテイクアウトのカツカレー。
自宅に持ち帰って食べていたらカレーの中から月桂樹の葉が出てきました。取り損ねたのでしょう。嫌ってことではなく、むしろキチンとスパイス使って下ごしらえしている証ですね。
カレーだけでも美味いのにカツがまた美味い。
飯南ポークというブランド豚を使っているそうですが、旨味がはっきりしていて、あっさりした脂も美味いです。
カレーとカツを同時に味わえるカツカレーはイチ押しです。
季節の限定メニュー シェフのイチ押しが提案されている
時々変わる季節の限定メニューですが、四半期ごとの変更なのか、もう少し長いスパンなのかは確認が取れていません。
写真を撮っていた時期は寒い時期でしたので体の温まるものがラインナップされていました。
下の写真は「なめこおろしそば(950円)」です。
写真にも写っていますが湯気がすごいです。熱々です。長男が食べたのですがサッパリとして美味だった、とのことです。
次の写真は海鮮雑炊(1,500円)。
雑炊には海鮮の旨味がたっぷりと感じられます。また、飯南町特産の舞茸が天ぷらで付いておりこちらも美味です。お値段がワンランクアップですが満足できると思います。
直近の情報では、春には梅と桜をモチーフにした「梅おろしトンカツ御膳」や「さくらそば御膳」などがラインナップしているとか。
次回訪問時にはさらに調査したいところです。
名物ワニ料理 フライがおすすめ 鶏肉と白身魚のいいとこ取り
レストランやまなみを特徴づけるのが名物ワニ料理です。
ワニフライ定食(1,200円)、ワニ刺身(単品のみ710円)、ワニステーキ(単品のみ1,200円)、ワニしゃぶ(単品のみ1,400円)とラインナップも充実です。
これまでにワニフライとワニ刺身を食べました。
ワニ刺身は予想された臭みは全くありませんでした。見た目は普通の刺身と同じで、ワニだと言われなければ何の刺身かわからないくらい普通の見た目です。
味は淡白で癖はありませんが触感は柔らかめ。
味にインパクトが少ない分、触感が柔らかいことが印象に残ってしまいます。
一方、ワニフライは白身魚フライに鶏肉の旨味を加えたような味です。白身魚フライの上位互換といってよいでしょう。
ウスター系の専用ソースをかけて食べるのですが、サクッとしたフライ触感とソースに引き出された淡白な旨味が合わさって、素直に美味しいと思いました。
メガ盛り地域1番店 週末に地元高校生が堪能している
レストランやまなみで忘れちゃいけないのが「メガ盛り」です。
ギャル曽根というスーパーヒロインの存在により、テレビでは外せないジャンルとなった「メガ盛り」ですが、この近辺ではメジャーではありません。というか、松江市内、出雲市内を除けば対応できるお店はほとんどありません。
そんなメガ盛り空白地帯を守る孤高の存在、それがレストランやまなみ!
テレビで見るような豪快さを期待している人にとっては、麺3玉ぐらいでは肩透かしって印象かもしれませんが、実際の麺3玉は男子高校生でも結構な量です。
下の写真は豚骨ラーメン特盛1210円(麺3玉、900円+310円)です。
写真ではわかりにくいですが、土鍋に入っていて実際の見栄えはかなりのものです。
直接比較できる写真がないのですが参考までに普通サイズのカレーうどんを並べてみました。
ご飯物の代表としてかつ丼の写真をご覧ください。
上の写真はいずれもかつ丼です。左が特盛(920円+310円)で大きな深鉢に盛られています。右はレギュラーサイズ(920円)。
器の直径はそれほど違いませんが、特盛は深鉢なのでご飯の量が2.5倍~3倍くらいはありました。
じぷたはかつ丼特盛、長男は豚骨ラーメン特盛をそれぞれクリアーしました。
この日は日曜日だったのですが、地元の高校生らしき3人組がメガ盛りを注文していました。食べきれば空っぽの土鍋はインスタ映えすることでしょう。ちょっとしたイベントとして楽しめそうです。
言い忘れましたが味はレギュラーサイズと同じですので美味しいです。
まとめ
イチ押しの香り華やかカレー。名物ワニ(サメ)フライ。常連も楽しめる限定メニュー。インスタ映えするメガ盛り。
シェフとお店の想いが詰まったラインナップです。
値段設定は激安ではないですが、その分、安全できちんとしたものを食べることができます。子どもから大人まで、みんな満足できるでしょう。
強くおすすめできるお店ですので、ぜひ訪問してみて下さい。
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